東海村の放射性物質漏出事故で施設長を戒告

茨城県東海村の加速器実験施設「J―PARC」で放射性物質が漏れた事故をめぐり、日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構は26日、同施設の池田裕二郎センター長を戒告とし、ほかに職員6人を訓告や厳重注意の処分とした。

事故は今年5月に発生し、機械の誤作動や対応のまずさによって、施設内にいた研究者ら34人が被曝し、管理区域外に放射性物質が漏出した。