病院の一日平均患者数、在院は2か月連続減-外来は増、厚労省調査4月分

一日平均在院患者数を病床別に見ると、一般病床は67万6188人(前年同月比6992人減)、精神病床は29万9401人(4352人減)、療養病床は29万6465人(3385人減)、結核病床は2256人(275人減)だった。

病院全体の平均在院日数は、前年同月比1.5日減の30.3日。病床ごとでは、一般病床が17.1日(0.8日減)、結核病床が65.5日(5.2日減)、療養病床が160.2日(8.6日減)、精神病床が277.7日(14.9日減)だった。

月末病床利用率は79.1%で、前年同月から0.6ポイント増加。病床ごとでは、療養病床が89.6%(0.8ポイント減)、精神病床が87.3%(0.9ポイント減)、結核病床が33.7%(0.4ポイント減)と減少した一方、一般病床は72.7%で、1.7ポイント増えた。【佐藤貴彦】厚生労働省がこのほど公表した4月分の病院報告(概数)によると、病院全体の一日平均在院患者数は、前月比1万7598人減の127万4355人で、2か月連続で減少した。前年同月と比べると、1万4998人の減。一方、外来患者数は141万2620人で、前月と比べ3万1632人、前年同月と比べ5万7635人、それぞれ増えた。